介護リフォームを計画する際のポイント② | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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介護コラム

2023.2.18 | 介護・介助の基礎知識 | 介護リフォームを計画する際のポイント②

前回のコラムでは、介護リフォームを計画する際のポイントの一つである

「介護する人の視点を意識する」について解説させていただきました。

今回のコラムでは、介護リフォームを計画する際のポイントの二つ目をご紹介させていただきます。

 

介護リフォームを計画する際のポイントの二つ目は

「身体状況に合ったリフォームを行う」です。

介護リフォームは、リフォームする住宅の構造や本人の心身状態、本人と介護者の体の大きさや筋力量などによって変わります。

例えば、「入浴介助が必要な方」と一口に言っても、自身の力で浴槽に移動できる方もいれば、介護者の介助がなければ移動できない方もいます。

もし自身の力で移動できるのであれば、移動する際の手すりなどのリフォームが必要です。

介護者の介助が必要であれば、介護者が介護しやすいスペースの確保等も必要です。

入浴介助が必要な点は同じでも、実際にどのような介護が必要なのかは人によって異なり、

介護リフォームも本人の身体状態に合わせた内容でなければなりません。

介護リフォームで大事なことは、一律に手すりやスロープを設置するのではなく、障害の部位や自力でできる内容など、本人の状態をしっかり把握し、それに合った形で改修の計画を立てることです。

 

次回のコラムでは、介護リフォームを計画する際のポイント③~将来のことも考えておく~について解説させていただきます。