健康な視力維持のための目のエクササイズと予防策 | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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介護コラム

2023.9.23 | お役立ち情報 | 健康な視力維持のための目のエクササイズと予防策

前回のコラムでは、高齢者のための足の健康とケアについて解説させていただきました。

今回のコラムでは、健康な視力維持のための目のエクササイズと予防策についてご紹介させていただきます。

 

高齢者の視力は、生活の質と独立性に大きな影響を与えます。しかし、年齢とともに視力が衰えることは一般的です。ここでは、健康な視力を維持し、視力の衰えを予防するための目のエクササイズと予防策についてご紹介させていただきます。

 

(1)20-20-20法

長時間のデジタルデバイスの使用や読書など、近くのものを見続けることは目に負担をかけます。20分ごとに20フィート離れた物体を20秒間見る習慣を持つことで、目の疲れを軽減できます。

 

(2)眼球のマッサージ

時折、目の周りを優しくマッサージすることで、眼球の血行を促進し、疲労を緩和します。指を温かくしてからまぶたの上を円を描くようにマッサージすると効果的です。

 

(3)遠近焦点のトレーニング

近くと遠くの物体を交互に見るトレーニングです。指を見たり、窓の外の景色を眺めたりすることで、視力を切り替える練習ができます。

 

(4)バランスの取れた食事

抗酸化物質、ビタミンA、ルテイン、ゼアキサンチンなど、目の健康に役立つ栄養素を含む食品を摂取しましょう。これには、にんじん、ほうれん草、サーモンなどが含まれます。

 

(5)喫煙や眩しい光の回避

喫煙は視力を損なう要因の一つですので、禁煙を検討しましょう。また、強い日差しや紫外線から目を守るためにサングラスを着用することも重要です。

 

(6)定期的な眼科検診

年齢とともに眼疾患のリスクが高まります。視力の変化や不快な症状があれば、早めに眼科医を訪れましょう。定期的な検診は問題を早期に発見し、治療を始めるために重要です。

 

高齢者の視力を維持し、視力の衰えを予防するためには、積極的なケアとトレーニングが必要です。以上でご紹介したことを行うことで、健康な視力をサポートし、クリアで明るい未来を見据えましょう。

 

次回のコラムでは、心臓病予防のための生活習慣改善についてご紹介させていただきます。