高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(ビタミンB12) | グループホームかがやき

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介護コラム

2024.4.13 | お役立ち情報 | 高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(ビタミンB12)

前回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素の1つである「オメガ-3脂肪酸」をご紹介させていただきました。

今回のコラムでは、「ビタミンB12」について詳しくご紹介させていただきます。

 

ビタミンB12は、赤血球の生成や神経系の正常な機能に不可欠な役割を果たし、健康な老後を送るために欠かせない栄養素です。

ビタミンB12の摂取は、貧血や神経障害のリスクを低減し、エネルギー代謝を促進するなど、多くの健康効果が期待されます。

特に高齢者は胃酸の分泌が低下する傾向があり、これがビタミンB12の吸収に影響を与える可能性があるため、積極的に摂取することが重要です。

 

このビタミンB12は主に動物性食品に含まれており、特に肉、魚、卵、乳製品に豊富に含まれています。

特に肉の中でもレバーや牛肉、魚の中でもサバやイワシ、乳製品の中でもチーズやヨーグルトなどがビタミンB12の豊富な食材です。

また、一部の穀物や豆腐などの植物性食品にもビタミンB12が添加されている場合があります。

 

ビタミンB12を吸収しやすくするためには、酸味のある食品や飲み物と一緒に摂取することも有効です。

さらに、ビタミンB12の不足を補うためにサプリメントを利用することも検討されます。

特に胃酸の分泌が低下している場合や、ビタミンB12を含む食品を摂取することが難しい場合は、サプリメントが役立ちます。サプリメントの摂取については医師や栄養士の指導を受けることをおすすめいたします。

 

次回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素のひとつである「フォリック酸」について詳しく解説させていただきます。