介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の受給の流れ | グループホームかがやき

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介護コラム

2023.5.13 | お役立ち情報 | 介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の受給の流れ

前回のコラムでは、介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の内容や条件について解説させていただきました。

今回のコラムでは、介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の受給の流れについて解説させていただきます。

 

介護保険適用の住宅改修を行う流れは、基本的には以下の通りとなります。

●介護認定
それぞれの自治体から介護認定を受ける

● ケアマネージャーに相談
住宅改修プランを一緒に検討

● ケアプラン作成
リフォーム計画を立てる

●住宅改修費の申請
事前に市区町村の担当窓口に申請を行う

● 介護リフォームの設計・工事の依頼
設計・工事を依頼する業者を探す

● 調査への立ち会い
家の調査に立ち会い、介護リフォームの希望を詳しく説明

● 介護リフォームのプラン検討
施工業者から提示された「リフォームプラン」をチェック

● 費用の確認・契約
見積書内の自己負担額などを確認

● 市区町村に申請書類の一部を提出
申請書や工事の見積書や図面を提出

● 施工完成
工事が完了する

● 施工業者に工事費の支払い
費用の全額をいったん支払い、施工業者から領収書などを受け取る

● 市区町村に支給申請書類を提出
介護リフォーム完了の報告

● 住宅改修費の支給
市区町村から補助金が支給

 

工事が完了したら工事費用を払う必要があります。

また、介護給付を受ける方法によっても上記の流れが一部異なります。

いずれも注意したいのは、申請のタイミングです。

給付を受けるのは工事後ですが、工事前に自治体に給付申請をする必要がありますので、計画的なリフォームが必要になります。

なお、施工業者から保険給付の対象とならないような工事を勧められることもありますので、内容をしっかりと確認することをお勧めいたします。

 

このように、介護保険を使って住宅改修を行う場合、

介護給付を受ける方法には「償還払い」と「受領委任払い」の2種類があります。

次回のコラムでは、この「償還払い」と「受領委任払い」について解説させていただきます。