2025.6.7 | お役立ち情報 | 梅雨に気を付けたいこと①湿度対策
今回のコラムでは、梅雨に気を付けたいこと①湿度対策についてご紹介いたします。
高齢者にとって、梅雨の時期の気温の変化や高湿度は、カビやダニの繁殖を招き、アレルギーや喘息などの呼吸器疾患を悪化させる原因となります。
また、体のだるさや関節の痛み、気分の落ち込みにもつながり、生活の質を低下させる可能性があります。
そのため湿度管理、カビ対策をしっかり行うことが、健康維持にはとても大切です。
室内の壁や家具の裏側、エアコンのフィルターなどは定期的に清掃し、カビの発生を抑えるように心がけましょう。
また、高湿度は不快感が増し、汗が蒸発しにくいため体に熱がこもり、食欲不振や睡眠不足を引き起こすことがあります。
特に高齢者は体温調節機能が低下しているため、注意が必要です。
快適な室内環境を保つために、換気扇の使用や雨の日でも窓を少し開けて空気の入れ替えをするなど、こまめに換気をしましょう。
除湿機の活用は、カビやダニの繁殖を抑え快適な空間を保つことができます。
押し入れやクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿剤を置くのも効果的です。
次回のコラムでは、梅雨に気を付けたいこと②食中毒対策についてご紹介いたします。