入浴ケアについて | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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愛媛県松山市東方町甲1438番地1

介護コラム

2021.12.4 | 介護・介助の基礎知識 | 入浴ケアについて

今回のコラムでは、入浴ケアについてご紹介させていただきます。

老人ホームの入浴回数は、介護度に関わらず、国の基準によって最低でも週に2回と定められています。

介護付有料老人ホームの場合は、この国の基準をクリアした上で、それぞれのホームによって基本回数が定められています。

ご利用者さんの体調や好み(お風呂好き等)も考慮にいれて、施設選びをすることも大切です。

その他、施設に備え付けられているお風呂の種類もありますので、以下にご紹介させていただきます。

 

●一般浴
老人ホームでは、自立されている方や歩行ができる方の入浴方法です。

自宅でお風呂に入るように、自分で洗って湯船につかって、といったイメージで考えると良いでしょう。

 

●中間浴(リフト浴)
自力で歩行したり立ったりすることは難しいけれど、座っていられるという方の入浴方法です。

リフト浴は、車いすからリフトと呼ばれる機械に移動して入浴する方法です。

リフトは上下左右に移動することができるので、入居者の方も介護士も楽に移動することができます。

 

〇チェアー浴

チェアー浴は、専用のいすと浴槽を使った入浴方法です。

リフト浴と同様に座った姿勢が保てる方向けの入浴方法ですが、リフト浴と違って上下に移動することがないので、介助される入居者がより安心感を持てることが特徴です。

 

〇ストレッチャー浴

ストレッチャー浴は、ストレッチャーに横になったまま入浴する方法です。

寝たままの状態で髪の毛や体を洗ったり、湯船につかったりすることができます。
このストレッチャー浴は、座った姿勢を保つのが難しい方や、寝たきりの方が入浴する際に使う方法です。

 

このような入浴方法も、施設選びでの参考に役立てていただければと思います。

 

次回のコラムでは、レクリエーションや体操について説明させていただきます。