2024.3.16 | お役立ち情報 | 高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(タンパク質)
前回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素の1つである「ビタミンD」をご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、「タンパク質」について詳しくご紹介させていただきます。
タンパク質は、筋肉の修復や成長、免疫機能の維持など、身体の健康を維持するために不可欠な役割を担います。
高齢者は筋肉量の低下や筋力の止まりが起こりやすいため、十分なタンパク質摂取が重要です。
タンパク質は肉、魚、卵、乳製品、大豆製品、ナッツ、種子などの食品に豊富に含まれています。
その中でも、鶏肉、豆腐、ヨーグルト、アーモンド、鮭などが良いタンパク質源となります。
毎食に肉や卵や大豆製品を取り入れることや、おやつとしてナッツやチーズを摂取することも有効です。
さらに、タンパク質を摂取する際には消化の良い形で摂取することも重要です。
高齢者は加齢に伴う消化器官の機能が低下することがありますので、柔らかく調理された肉や魚、豆腐などを選ぶことや、消化を助けるために食事をよく噛んだり、消化を助けるための食品を摂取することも効果的です。
次回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素のひとつである「オメガ-3脂肪酸」について詳しく解説させていただきます。