2021.10.30 | 介護・介助の基礎知識 | 食事ケアについて
今回のコラムでは、老人ホームで行われる食事ケアについてご紹介させていただきます。
多くの場合、老人ホームの食事は、施設内の厨房で毎食分つくられています。
ただし、施設外の調理施設や給食センター(セントラルキッチン)で調理された食材を使って、ホーム内の厨房で最終調理を行っている施設もあります。
老人ホームの食事は、栄養バランスや食べやすさ、見た目、味付けなど、ホームによって特徴は異なり、決まりがあるわけではありません。
そのため、ホームごとに工夫された食事が提供されています。
ほとんどの老人ホームでは、噛む・飲み込む力が衰えた利用者に対して、介護食を提供しています。
治療食・介護食が必要な場合でも、施設側としては厳密な食事制限をただ行うのではなく、食事を楽しんでいただく対応をするのが一般的です。
入居者にとって毎日の楽しみになる食事は、老人ホーム選びにおいて、とても重要なポイントになります。
グループホームかがやきでは、職員が作っているため、利用者の方のその時その時の状況に合わせて食事を作ることができています。
このように、状況に合わせてどのくらい対応が可能かという点も大切になってきます。
次回のコラムでは、口腔ケアについて具体的にご紹介していきます。