2023.4.15 | お役立ち情報 | 介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費とは
前回のコラムまでは、様々な場所のリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、介護リフォームの補助金である「介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費」について解説させていただきます。
介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費とは、介護保険制度を利用することで、介護リフォーム費の補助を受けられる制度です。
ご自宅を介護リフォームしたいと思ったら、まずは介護保険制度の利用を検討することが大切です。
申請すれば、住宅の改修にかかる費用が最大20万円まで1割(所得によって2~3割)の自己負担で利用できます。つまり、最大20万円かかる改修工事を、2万円の負担で行えるのです。
この上限20万円の枠は一度に使い切る必要はなく、数回に分けて申請することも可能です。
また、要支援や要介護のランクが3段階以上あがったときや、転居したときは改めて上限20万円まで補助を受けることができます。
自治体によっては、独自で上乗せの補助をしているところもありますので、お住まいの自治体の窓口で確認してみてください。
この介護保険を利用した介護リフォーム補助を利用するには、以下の条件があります。
・改修するのが自宅であること
・要介護認定を受けていること
・改修する自宅に住んでいること
在宅で介護生活をされている方や介護者の方は、ケアマネージャーに相談してみましょう。
次回のコラムでは、介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の内容や条件について解説させていただきます。