介護リフォームを検討すべきタイミング | グループホームかがやき

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介護コラム

2023.1.28 | 介護・介助の基礎知識 | 介護リフォームを検討すべきタイミング

前回のコラムでは、在宅介護の際の介護リフォームについて解説させていただきました。

今回のコラムでは、介護リフォームを検討すべきタイミングについてご紹介させていただきます。

 

介護リフォームを検討するタイミングとしては大きく分けて以下の2つが挙げられます。

(1)介護が必要になったとき
(2)将来に備えたいとき

具体的にどういったとき介護リフォームを検討すべきか、以下で見ていきましょう。

 

(1)介護が必要になったとき
介護が必要となるきっかけには以下のようなケースがあります。

・脳卒中や重度の糖尿病などに罹患したとき
・骨折などの怪我を負ったとき
・一人で生活に限界を感じ始めたとき
・病院から退院後に自宅で安全に暮らすため

また、加齢によって心身機能が衰退して、自宅での安全な移動や生活動作に不安が出始めたときも、介護リフォームを検討するタイミングです。

 

(2)将来に備えたいとき
世帯に要介護状態の人が居なくても、いつ介護が必要になるかはわかりません。

そういった不安から、将来への備えとして介護リフォームを行う人も少なくありません。

自宅内の生活環境を安全なものにすることは、転倒予防という点でも有効です。

消費者庁の調べによると、高齢者の転倒事故の発生場所は自宅が一番多いことがわかっています。

また、介護リフォームは高齢者の行動範囲が狭くなることを防ぐことにも一役買っています。

加齢によって、当たり前に行き来できていた部屋も「段差があるから行きづらい…」と感じている方も少なくありません。このような時、介護リフォームは役立ちます。

 

次回のコラムでは、介護リフォームを計画する際のポイントについてご紹介させていただきます。