リフォーム内容とポイント、費用(浴室) | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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介護コラム

2023.3.11 | お役立ち情報 | リフォーム内容とポイント、費用(浴室)

前回のコラムまでは、介護リフォームを計画する際のポイントについて解説させていただきました。

今回のコラムからは、介護リフォームをする代表的な場所ごとのリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきます。

今回のコラムでは、浴室についてご紹介します。

 

浴室は、自宅の中で高齢者の転倒が起こりやすい場所のひとつです。

元気な方にとっても濡れた床は滑りやすく、足腰の弱くなった高齢者にとっては転倒リスクが一層高まります。

また、高齢になってくると意外に難しくなってくるのが「浴槽をまたぐ」という行為です。

浴槽の縁をまたぐことに難しさを感じたら、低めの浴槽に変えることを検討しましょう。

そのほか、浴室の「戸」が開き戸になっていると出入りがしにくくなるので、引き戸を導入して出入りを楽にすることも有効です。

その他、浴室内に段差がある場合はスロープを設置することもできます。

以下はリフォームの費用相場ですので、参考にしてみてください。

浴室拡張 40万円
シャワー用車椅子の購入 10万円
バスリフトの設置 30万円
入浴台の設置 3万円
洗面台の設置 2万円
段差の解消(すのこ設置) 25万円
床材の変更 5万円
ドアの折戸への変更 7万円
手すりの設置 3~5万円

浴室の拡張を考えている場合、予算だけでなく実際に拡張できるスペースがあるかどうかを事前に確認しましょう。

浴室へとつながる廊下や前室などの導線のスペースを削って拡張してしまうと、浴室へのアクセスが悪くなってかえって転倒リスクを高めてしまう可能性があります。

 

次回のコラムでは、玄関のリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきます。