高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(カルシウム) | グループホームかがやき

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介護コラム

2024.2.24 | お役立ち情報 | 高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(カルシウム)

前回のコラムまでは、「高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素9選」をご紹介させていただきました。

今回のコラムでは、そのうちのひとつの栄養素である「カルシウム」について詳しくご紹介させていただきます。

 

カルシウムは高齢者にとって健康維持に欠かせない栄養素の一つです。

特に骨密度の低下が進む中高齢期において、十分なカルシウム摂取は骨の健康を保つために非常に重要です。

 

カルシウムは主に乳製品や緑黄色野菜、豆類、堅果などの食品に含まれています。

特に牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は豊富なカルシウム源として知られています。

さらに、ほうれん草やかぼちゃ、大豆、アーモンドなどもカルシウムを多く含んでいます。

 

カルシウムの摂取は骨密度を維持し、骨粗鬆症の予防に役立ちます。

また、十分なカルシウム摂取は筋肉の収縮や神経伝達にも関与し、心臓の健康をサポートする効果も期待できます。

 

高齢者がカルシウムを効果的に摂取するためには、毎日の食事に乳製品やカルシウムを豊富に含む食品を取り入れることが重要です。

例えば、朝食にヨーグルトや牛乳を摂る、スムージーやサラダにほうれん草や豆腐を加えるなどの工夫が有効です。

 

ただし、カルシウムを摂り過ぎることも問題になることもあります。

過剰なカルシウム摂取は尿路結石のリスクを高めたり、他の栄養素の吸収を阻害する可能性があるため、適切なバランスを保つことが重要です。

 

次回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素のひとつである「ビタミンD」について詳しく解説させていただきます。