2021.4.11 | 介護コラム | ケアマネジャーの探し方
前回のコラムではケアマネジャーの説明をしました。
今回は、そんなケアマネジャーの探し方について説明していきます
「要支援」の方のケアマネジャーは地域包括支援センターが担当します。一方、「要介護」の方の場合は居宅介護支援事業者のケアマネジャーが担当し、利用者自身で選ぶことができます。
ケアマネジャーを探すには、利用者が住んでいる市区町村の介護保険課もしくは地域包括支援センター行き、居宅介護支援事業所のリストを受け取ります。ネットでも検索することができます。
参考:メディカサイトhttps://www.medica-site.com/caremanager/list.html
居宅介護支援事業者には、訪問介護事業所やデイサービスなどの併設サービスがある「併設型」と併設のない「独立型」の2種類がありますが、ほぼ90%は併設型という状況です。
例えば、訪問看護ステーションを併設している居宅介護支援事業者ならば、医療との連携に強みを持つケアマネジャーがいる確率が高いといえます。
また、利用したいデイサービスが既にあれば、そこを併設している居宅介護支援事業者を選ぶという考え方があります。
ケアマネジャーを探す方法としては、その他にも、かかりつけ医に相談してみたり、実際に介護サービスを利用している人たちの意見を参考にしたり、友人や知人に介護業界で働いている方に意見を聞いてみると良いでしょう。
また、ケアマネジャーになる人は、それ以前に、介護福祉士、ホームヘルパー、看護師、社会福祉士など福祉や医療の仕事を経験しています。
医療に重点を置く必要があれば看護師資格を持つケアマネジャーを、身体介護や家事支援の必要性が高い場合は介護福祉士やヘルパーの資格を持つケアマネジャーを探すのも良いかと思います。
気になる居宅介護支援事業所が見つかったら、一度問い合わせをしてみましょう。
次回のコラムでは、そんなケアマネジャーの作成するケアプランについてご説明します。