ケアプランとは | グループホームかがやき

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2021.4.18 ケアプランとは

今回のコラムでは、ケアプランにについて説明していきます

介護保険サービスを受ける場合、要介護者、要支援者のどちらにもケアプランは必須です。
要介護者の場合は「ケアプラン」、要支援者の場合は「介護予防ケアプラン」と呼びます。

このケアプランは個人でも作成することは可能ですが、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのケアマネジャーが作成することが一般的です。このケアプラン作成による利用者の自己負担はありません。

ケアプラン作成の詳しい流れ
1.利用者との面談・状態の把握(アセスメント)
利用者とその家族がどんな生活を望んでいるか、そのために必要なことは何か、何が障害になっているかなどの課題を明確にします。

2.ケアプランの原案作成
ケアマネジャーは、アセスメントをもとに必要な介護サービスを提供する各事業者に照会を行い、サービスの種類、内容、利用回数、時間、利用料金などをまとめます。

3.ケアプラン完成
利用者と家族に説明し、問題がなければ、利用者・家族・介護サービス提供事業者の担当者・主治医などの関係者を集めた「サービス担当者会議」を開きます。

4.サービス開始
ケアプランが確定したら、利用者が各サービス事業者と契約をしてサービスが開始されます。

5.定期的なケアプランのチェック
ケアマネジャーは、サービス開始後も利用者宅に定期的に訪問します。サービス事業者にも継続的に連絡を取り、提供するサービスに不都合がないかをチェックします。
このようにケアプランは、利用者の方が介護サービスを受けるためにとても重要な役割を担っているのです。
良いケアプランを作成するためにも、利用者やそのご家族の希望をしっかりとケアマネジャーに伝えるようにしましょう。