2025.7.12 | お役立ち情報 | 高齢者の排尿トラブル①原因と症状
前回のコラムでは、梅雨に気を付けたいこと③体調管理ついてご紹介いたしました。
今回のコラムでは、高齢者の排尿トラブル①原因と症状についてご紹介いたします。
年を重ねると「トイレが近い」「間に合わない」「残尿感がある」など、排尿の悩みが増えることがあります。
これらの悩みは生活の質に影響しますが、適切な知識と対策で快適な毎日を送ることが可能です。
高齢者の排尿トラブルが増える主な要因としては、膀胱容量の減少、排尿を我慢する力の低下、骨盤底筋の衰えなどがあります。
男性は前立腺肥大症、女性は膀胱が過敏になる過活動膀胱という症状もよく見られます。
その他、糖尿病や服用している薬の副作用、さらにはトイレまでの移動が大変といった移動の問題も関係します。
具体的に、高齢者によく見られる排尿トラブルには、次のような症状があります。
• 頻尿:昼間に8回以上、夜間に2回以上トイレに行く
• 尿漏れ(尿失禁): 意図せず尿が漏れる
• 排尿困難:尿が出にくい、途切れる、残尿感がある
• 夜間頻尿:夜寝ている間に何度もトイレに起きる
ご自身の症状や、その背景にある原因を知ることが、対策を始める第一歩です。
次回のコラムでは、高齢者の排尿トラブル②生活習慣対策についてご紹介いたします。