2025.3.15 | お役立ち情報 | 骨粗しょう症について①
前回のコラムでは、高齢者の睡眠障害についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、骨粗しょう症についてご紹介させていただきます。
骨粗しょう症とは、骨の密度が低下し、骨がもろくなる病気です。
特に高齢者に多く、骨折のリスクが高まるため注意が必要です。
骨折がきっかけで寝たきりになるケースもあり、健康寿命を延ばすためには予防と早期発見が重要です。
骨粗しょう症の原因は、骨は常に新陳代謝を繰り返し、古い骨が壊される「骨吸収」と、新しい骨が作られる「骨形成」がバランスを保っています。
しかし加齢とともに骨吸収が進みやすくなり、骨形成が追いつかなくなると骨密度が低下します。
特に閉経後の女性は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により骨の代謝が乱れ、骨粗しょう症になりやすい傾向があります。
また、カルシウムやビタミンDの不足、運動不足、喫煙や過度の飲酒などの生活習慣も骨密度低下の原因になります。
さらに、ステロイド薬の長期使用や糖尿病、慢性腎臓病などの疾患も影響を与えます。
骨粗しょう症が進行すると、ちょっとした転倒やくしゃみ、重い物を持つといった日常の動作でも骨折しやすくなります。
特に背骨(脊椎)、太ももの付け根(大腿骨頸部)、手首の骨折が多く、これらの骨折は生活の質を大きく低下させる要因となります。
脊椎の圧迫骨折が起こると、背中が曲がり、身長が縮んだり、腰痛が続いたりすることがあります。
大腿骨頸部骨折は、手術が必要になることが多く、歩行困難や寝たきりの原因となるため特に注意が必要です。
次回のコラムでは引き続き骨粗しょう症についてご紹介させていただきます。