2024.12.14 | お役立ち情報 | 生活習慣病について⑤
前回のコラムでは生活習慣病についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでも引き続きご紹介させていただきます。
⑧腎疾患
腎臓の機能に障害が生じる病気の総称で、多くの種類があります。
腎臓は血液をろ過し老廃物を排出する働きを持ち、体内の電解質や水分バランスを保つために重要な役割を果たしています。
腎疾患が進行すると、これらの機能が低下し、最悪の場合は腎不全に至ります。
腎疾患には、
【慢性腎臓病】腎臓機能が徐々に低下する病気です。
初期には自覚症状がほとんどないため、知らないうちに進行することがあります。
進行すると高血圧や浮腫、体のだるさなどの症状が現れます。
【急性腎障害】
突然腎臓の機能が低下する状態で、放置すると急速に悪化します。早急な治療が必要とされています。
【腎炎】
腎臓の糸球体に炎症が起こる病気、尿にタンパク質が多く含まれるのが特徴です。慢性腎臓病の原因になることもあります。
【多発性嚢胞腎】
腎臓に複数の嚢胞ができる遺伝子疾患です。腎機能が徐々に低下することが多く、腎不全に進行する場合もあります。
【腎結石】
腎臓に結石ができることで、激しい痛みや血尿を引き起こします。
これまでのコラムでは、生活習慣病について詳しく解説させていただきました。
次回のコラムでは、冬に気を付けたいことをご紹介させていただきます。