熱中症の症状について | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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介護コラム

2024.6.29 | お役立ち情報 | 熱中症の症状について

前回までのコラムでは高齢者の方が熱中症になりやすい理由についてご紹介させていただきました。

今回のコラムでは熱中症の症状について詳しくご説明させていただきます。

 

熱中症の症状には大きく分けて3つの段階に分けられます。

まずは初期段階

①頭痛や顔のほてりが現れることがあります

②立ちくらみやふらつきがあり、バランスを取るのが難しくなります

③倦怠感があり普段の活動が困難になります

 

進行段階

①のどの渇き、乾いた口、尿量の低下が現れます

②筋肉が痛んだり、無意識に痙攣することがあります

③体温が38度以上に上昇し、汗をかかない場合もあります

④皮膚が熱く、乾燥してくることがあります

 

重症段階

①意識が朦朧としたり、呼びかけに反応しないことがあります

②思考が混乱し、通常とは異なる行動をとることがあります

③全身の痙攣が起こることがあります

④極度の重症化により意識を失い、昏睡状態になることもあります

以上のような症状が出たら、早急な応急処置が必要です。

熱中症は命に関わる危険な症状ですので、甘く判断せず迅速に対応することが重要です。

 

次回のコラムでは、熱中症の応急処置のポイントについてご紹介させていただきます。