2025.12.13 | お役立ち情報 | 湿度は40〜60%! 手軽な部屋の加湿術
前回のコラム「寒さより怖い? 冬の乾燥と体のバリア」では、乾燥対策の必要性をお伝えしました。
今回の「湿度は40〜60%! 手軽な部屋の加湿術」では、具体的な部屋の整え方についてお話しします。
室内の湿度の目安はずばり「40〜60%」です。湿度が40%を下回ると、ウイルスは水分が抜けて軽くなり、空気中を長時間ふわふわと漂いやすくなります。逆に湿度が上がると、ウイルスの多くは地面に落下し、活動も弱まります。
加湿器があればベストですが、なくても工夫次第で部屋は潤せます。
おすすめは「洗濯物の部屋干し」です。濡れた衣類から出る水分は意外なほど多く、部屋を一気に加湿してくれます。また、お湯を沸かして蒸気を立てたり、入浴後に浴室のドアを開けておいたりするのも効果的です。
ただし、注意点もあります。湿度が60%を超えると、今度はカビやダニの原因になりかねません。窓の結露は湿度が高すぎるサインです。「ただ加湿する」のではなく、湿度計を見ながら、自分にとって心地よい「安全な空気」を作っていきましょう。
次回は、「喉は天然のマスク。今すぐできる潤い習慣」についてお話しします。


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