2024.10.26 | お役立ち情報 | 汗の種類について③
前回のコラムでは、汗についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでも引き続き汗についてご紹介させていただきます。
一方、悪い汗は体にとって不快で、場合によっては健康にも影響を与えることがあります。
悪い汗には水分に加えて、脂肪分や老廃物が多く含まれています。
そのため、肌にベタベタと残りやすく、蒸発しにくいのが特徴です。この汗が肌に長時間残ると、肌荒れやかゆみの原因になることもあります。
更に汗腺の働きが鈍くなると、必要な時に汗をかけず、逆に不必要な時に過剰に汗をかくことがあります。
これは冷房の効いた場所やストレスの多い状況でみられることが多いです。
また悪い汗には皮脂や老廃物が含まれている為、細菌によって分解されると、強い体臭を発生させます。
この悪臭は、生活習慣の乱れや不衛生な状態が原因で悪化することがあります。
運動不足や食生活の乱れ、ストレスが悪い汗をかく主な原因です。
特に脂っこい食べ物やアルコールの摂取が多いと、汗の成分に影響を及ぼし、ベタついた汗やにおいの強い汗になりやすいです。
良い汗をかけるようになると、代謝が高まり血行が促進されて、老廃物が排出されやすくなり、むくみにくい体となります。
血流が良くなれば、肩こりや腰痛、冷え性などの改善も期待できます。
次回のコラムでは、生活習慣病について詳しくご紹介させていただきます。