2024.9.7 | お役立ち情報 | 室内でできる運動②
前回のコラムでは、室内でできる運動についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでも引き続き解説させていただきます。
三つめは有酸素運動です。
有酸素運動は心肺機能を高め、全身の血流を良くします。
・椅子に座っての足踏み:椅子に座りながらその場で足踏みします。
・軽いダンス:好きな音楽をかけて、軽く体を動かします。
・階段の上り下り:家に階段がある場合には、ゆっくりと上り下りを繰り返します。
四つ目はバランス運動です。
バランス感覚を養うことで、転倒のリスクを減らします。
・片足立ち:壁や椅子に手をついて、片足で立つ練習をします。
・四つ這いバランス:四つ這いになり、両手両足を肩幅に広げ、左腕を前に、右足を後ろに伸ばし5秒間程キープします。反対も同様に行います。
五つ目は口腔体操です。
嚙む力や話す力などの衰え予防効果があります。
・パタカラ体操:「パ」「タ」「カ」「ラ」を一音ずつ発音します。次に「パパパ・・・」「タタタ・・・」のように連続して発音し、慣れてきたらできるだけ早く発音します。食事の前に行うとより効果的です。
・唾液腺マッサージ:あごの下に両手の指をあて、耳の下からあごの先まで前方に向かって4~5箇所に分け、押し込むように順番にマッサージします。指の腹で軽く圧迫するように、優しく行います。
※注意点※体に痛みがある場合は無理せず、中止してください。また、持病がある場合や運動に不安がある場合には必ず医師に相談してください。そして室内の運動のため、周りの物に注意し転倒リスクがないか等の確認をしてから行ってください。
次回のコラムでは、屋外でできる運動についてご紹介させていただきます。