2022.12.31 | お役立ち情報 | 在宅介護と施設介護のメリット・デメリット
前回のコラムでは、事業者ごとの福祉用具のレンタル料金についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、在宅介護と施設介護のメリット・デメリットをご紹介させていただきます。
●在宅介護
〈メリット〉
介護の自由度が高い
自分にあったサービスを選べる
〈デメリット〉
介護者の負担が大きい
医療ケアなどに対応できない
●施設介護
〈メリット〉
家族の負担が軽減される
本人が人とコミュニケーションが取れる
〈デメリット〉
お金がかかる
集団生活がストレスになる場合がある
在宅介護は、住み慣れた自宅で過ごしながら介護を受けられることが最大のメリットです。
介護サービスと家族のケアを組み合わせると、施設入居よりも介護費用が安くおさえることも可能でしょう。
ただし、要介護度が高くなるにつれて介護者の負担が大きくなるので、本人の心身状態を考えながら在宅介護を継続するか考える必要があります。
一方で、施設介護の大きなメリットは介護のプロによる本格的な介護サービスが受けられることです。
要介護度が高い方も24時間体制で介護サービスを提供している施設なら、安心して過ごせます。
褥瘡ケアや胃ろうの管理といった医療的ケアにも対応している施設もあるため、在宅介護では対応が難しい世話が必要なケースでも安心です。
ただし、施設を利用する場合は介護費用が割高になることが多いため、家計状況によっては経済的な不安が伴います。
では、そのようなメリットとデメリットを踏まえたうえで、
次回のコラムでは、施設入居を考えるタイミングについて紹介します。