2024.1.27 | 介護コラム | 在宅介護で利用できるサービスの種類(短期型入所サービス)
前回のコラムでは、在宅介護で利用できる「通所サービス」についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、在宅介護で利用できる「短期型入所サービス」についてご紹介させていただきます。
一時的に施設に寝泊まりし、施設に入居した方と同じようなサービスを受けるタイプのものが「短期型入所サービス」といいます。
一般的にショートステイと呼ばれる短期入所生活介護と、医療型ショートステイと呼ばれる短期入所療養介護などがこれに該当します。
こうしたサービスを利用することで、施設で専門的な介護を受けられるほか、介護をする家族の負担を一時的に軽減したり、冠婚葬祭等の介護ができない事情が発生したときに利用できます。
・短期入所生活介護(ショートステイ)
特別養護老人ホームなどの施設に短期間入所(3~7日間)して介護を受けるサービス。施設のスタッフのもとで、食事や入浴、排せつの介助など施設入居している方と同様の生活支援や機能訓練などが受けられる。
・短期入所療養介護(ショートステイ)
介護老人保健施設や病院などに短期間入所して、医師や看護師による医療や、理学療法士などによる機能訓練を受けられるサービス。短期入所生活介護と同様の生活支援などを受けることも可能。
在宅介護サービスについての種類は大きく「訪問サービス」「通所サービス」「短期入所」と分けられます。
次回のコラムでは、この3種類のサービスの「いいところ」を組み合わせた小規模多機能型サービスについてご紹介させていただきます。