2024.12.21 | お役立ち情報 | 冬に気を付けたいこと①
前回のコラムでは生活習慣病についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは冬に気を付けたいことについてご紹介させていただきます。
冬は寒さが原因で、トラブルや事故が多く起こる季節です。
初めにどんなトラブル等が起こりやすいのかをご説明させていただきます。
一つ目は低体温症です。
低体温症とは、深部体温(直腸温、膀胱温、食道温、肺動脈温など)が35度以下に低下した状態を指します。
寒冷な環境にさらされることによって発生したり悪化したりするため、寒冷障害とも呼ばれることがあります。
低体温症の症状は、初期には体が激しく震える、歯がカチカチ鳴るなどです。
体温がさらに低下すると、震えが止まり、動作が遅く、ぎこちなくなります。
また、反応までの時間が長くなる、思考がぼんやりする、判断力が損なわれるなどの症状がみられ、転んだり、フラフラしたり、休もうとして横になるなどの行動がみられます。
低体温症は急激に発症することは少なく、緩やかに進行するため気付きにくくなります。
対策としては、室温が低い状態をつくらないことが予防策になります。
また、入浴で体を温め血行を良くしたり、適度に日光を浴びたり、運動をしたりすることも対策になります。
次回のコラムでも引き続き冬に気を付けたいことについてご紹介させていただきます。