冬に気をつけたいこと⑥ | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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愛媛県松山市東方町甲1438番地1

介護コラム

2025.2.15 | お役立ち情報 | 冬に気をつけたいこと⑥

前回のコラムでは冬に気をつけたいことについてご紹介させていただきました。

今回のコラムでも引き続き冬に気をつけたいことについてご紹介させていただきます。

 

高齢者の方が喉に詰まらせた場合には、まず咳をさせて異物を除去させます。

咳が出ない場合は、119番通報をして、背部叩打法や腹部突き上げ法などの方法を試します。

背部叩打法は、手のひらのつけ根部分を使って、肩甲骨と肩甲骨の間を強く叩きます。

腹部突き上げ法は、後ろから抱えるように腕を回して、みぞおちとへその間に握りこぶしを当て、もう一方の手でその握りこぶしを上から握り、素早く手前上方に突き上げます。

 

窒息した人の口から物が出てくるまで、背部叩打法と腹部突き上げ法を繰り返します。

異物が出てくることがなく、意識がなくなってしまった場合には、心肺蘇生も行いましょう。

 

食べ物を喉に詰まらせにくい食べ方については一口の量を少なくしたり、食事前に水分を摂取し喉を潤しておくのも効果的です。

姿勢については、しっかりと椅子の奥まで座り、やや前かがみになり、顎を引いた状態がベストです。

またむせやすい食べ物は避けるようにすることも大切です。

 

 

次回のコラムでは、高齢者の睡眠の特徴についてご紹介させていただきます。