冬に気を付けたいこと② | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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愛媛県松山市東方町甲1438番地1

介護コラム

2025.1.11 | お役立ち情報 | 冬に気を付けたいこと②

前回のコラムでは冬に気を付けたいことについてご紹介させていただきました。

今回のコラムでも引き続き冬に気を付けたいことについてご紹介させていただきます。

 

二つ目はヒートショックです。

ヒートショックとは急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、心臓や血管に大きな負担がかかる現象です。

ヒートショックは、以下のような状況で発生しやすくなります。

①寒い脱衣所から暖かい浴室へ移動。

②暖かいリビング等から冷えたトイレや部屋への移動。

③冬の外出時。

などがあります。ヒートショックを引き起こすとめまい・立ちくらみ、失神、動悸、呼吸困難などが起こります。

また高齢者、高血圧、生活習慣病の持病がある、熱い風呂が好き、飲酒後に入浴するなどに当てはまる方は、なりやすい傾向にあるため注意が必要です。

 

次にヒートショックを防ぐ対策について。

①脱衣所や浴室、トイレなどを暖める。浴室内に暖房器具がない場合には、浴槽の蓋を開けてお湯の蒸気で暖めるのも効果的です。

②お風呂のお湯の温度は41℃以下に設定します。

③入浴前にかけ湯をする。いきなりお湯に浸かるのではなく、心臓より遠い場所からかけ湯をして入浴します。浴槽に入る際も半身浴から始めるといいです。

④食後1時間以上空けてから入浴し、飲酒後は入浴を避けます。

⑤入浴前や入浴後に水分補給をする。

⑥外出前は手袋、マフラーなどの防寒具も使用し、手や首回りまで暖かくして外出する。

この他にも対策は沢山あるかと思います。急激な温度変化に気をつけることが対策になりますので、皆さんも日常を振り返って対策を考えてみてはいかがでしょう。

次回のコラムでも引き続き冬に気をつけたいことについてご紹介させていただきます。