高齢者の便秘と腸活について② | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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愛媛県松山市東方町甲1438番地1

介護コラム

2025.4.26 | お役立ち情報 | 高齢者の便秘と腸活について②

前回のコラムでは高齢者の便秘と腸活についてご紹介させていただきました。

今回のコラムでも引き続きご紹介させていただきます。

乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を含む発酵食品も腸活には効果的です。

ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどを日常的に取り入れると、腸内の善玉菌が増え、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。

さらに、こまめな水分補給も欠かせません。

高齢者の方は喉の渇きを感じにくくなる傾向があるため、意識して水やお茶を飲むことが重要です。

 

加えて、適度な運動も腸の動きを活発にするためには効果的です。

散歩やストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけることで、自然な排便リズムを保つことができます。

 

便秘薬に頼りすぎると、腸の機能が弱まり逆に排便が困難になることもあるため、生活習慣の改善を基本に考えることが望ましいです。

 

介護の現場では、排便の記録や食事内容、水分量の確認などを通して、便秘の兆候を早めに察知し、適切に対応することが求められます。

高齢者本人だけでなく、支える家族や介護者が便秘の知識を持ち、腸活を意識した日々のサポートを行うことで、心身ともに健やかな生活を送ることができると思います。

 

次回のコラムでは、