2024.10.12 | お役立ち情報 | 汗の種類について①
前回のコラムでは、屋外でできる運動についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは汗について詳しくご紹介させていただきます。
普段何気なく汗をかいているかと思いますが、汗の役割やいい汗、悪い汗などご存じでしょうか?
まず汗の最も重要な役割は体温の調節です。気温の上昇や運動、風邪などの発熱などで体温が高くなった時に発汗が起こります。
汗の水分が皮膚の上で蒸発するときに熱が奪われ、それにより体温を平熱に保つことができています。
また、汗は体内の老廃物を排出する手段の一つでもあります。ただし、この役割は比較的軽度で、主な老廃物の排出は腎臓によって行われます。
更に汗には肌の保湿を保つ働きや、皮膚のPHバランスを維持し、細菌の増殖を抑制する効果もあります。
汗には大きく分けてエクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺から分泌されるものがあり、それぞれ異なる役割を担っています。
エクリン汗腺は、全身に分布している汗腺で、特に手のひら、足の裏、額などに多く存在します。この汗は透明で無臭です。
エクリン汗腺から分泌される汗は、体温を調節するために非常に重要です。体温が上昇すると、汗が皮膚表面に出て、蒸発することで体を冷やします。
また、緊張やストレスによっても汗が出ることがあります。
次回のコラムでは、引き続き汗についてご紹介させていただきます。