2024.7.20 | お役立ち情報 | 高齢者の方の熱中症対策について
前回のコラムでは、熱中症の応急処置のポイントについてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、高齢者の方の熱中症対策についてご紹介させていただきます。
高齢者の方はのどの渇きを感じにくく水分補給を怠りがちの為、のどの渇きを感じなくても早め早めにこまめな水分補給を心がけましょう。
その際、アルコールやカフェインを含む飲料は利尿作用があるため控えるようにし、発汗により失われる塩分を補うため、スポーツドリンクや塩分を含むスナック等を適量摂取することをおすすめいたします。
環境については、エアコンを25~28度で設定し、エアコンや扇風機が苦手な方は風向きや風量を調整すると良いで
しょう。
また、室内の空気を循環させるため、定期的に窓を開けて換気を行い、すだれやカーテンを使用し直射日光を避けることも効果的です。
衣服については通気性がよく、吸湿性のあるコットンやリネンなどが適しています。
外出時は帽子や日傘を使用し、気温が最も高くなる正午から午後3時頃の外出は避けるようにします。
やむを得ず外出する場合は、涼しい場所や日陰を選び、極力徒歩での移動を少なくします。
室内にいる場合でも定期的に体温測定をし、倦怠感やめまい、頭痛などの初期症状がないか注意しましょう。
次回のコラムでは、運動で得られる効果を詳しくご説明させていただきます。