高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(ビタミンD) | グループホームかがやき

愛媛県松山市の認知症対応型共同生活介護施設

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介護コラム

2024.3.9 | お役立ち情報 | 高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素(ビタミンD)

前回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素の1つである「カルシウム」をご紹介させていただきました。

今回のコラムでは、「ビタミンD」について詳しくご紹介させていただきます。

 

ビタミンDは、骨の健康を促進し、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。

特に高齢者は骨密度の低下や骨折のリスクが高まる傾向にありますが、ビタミンDの適切な摂取はこれらのリスクを軽減するのに役立ちます。

 

ビタミンDは、日光によって肌で合成されることが一般的ですが、食事でも摂取することは可能です。

特に脂肪が多く含まれる食品に多く含まれています。

具体的には、魚の脂肪、魚介類、卵黄、牛肉の肝臓などが挙げられます。

また、一部の乳製品や穀物製品にもビタミンDが添加されていることがあります。

ビタミンDを摂取するために、鮭やマグロなどの脂肪の多い魚を食べる、朝食に卵料理を摂る、牛乳やヨーグルトを飲むなどして毎日の食事に取り入れることがお勧めです。

 

しかし、食品からのビタミンD摂取だけでは不足しがちですので、

屋内での生活が多い高齢者は、日光浴やビタミンDサプリメントの摂取も検討が必要です。

サプリメント摂取の際には、医師や栄養士の指導のもと適切な摂取量を確認してください。

 

次回のコラムでは、高齢者にとって積極的に摂取したい栄養素のひとつである「タンパク質」について詳しく解説させていただきます。