2023.3.25 | お役立ち情報 | リフォーム内容とポイント、費用(トイレ)
前回のコラムでは、玄関のリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、トイレのリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきます。
介護する人とされる人の両方が使いやすいトイレにするには、「出入りをしやすくする」ということが重要となります。
出入りがしやすいトイレには「ドアの開閉がしやすいこと」「廊下とトイレの間の段差が解消されていること」が求められます。
トイレの入り口を開きドアから引き戸に変更すると、車いすのままでも進入しやすくなりますし、軽い力で開閉できる引き戸は、握力が低下した高齢者でも扱いやすいことがメリットです。
また、体を安定させて移動できるように、L字型の手すりをつくっておくこともポイントです。
トイレの中に「スリッパ」を置いているご家庭も多いかもしれませんが、これも高齢者にとってはつまずきや転倒の原因になります。
そのため、裸足で入っても冷たくない、滑りにくい床材に変え、スリッパをいちいち履かなくても使えるようにするとよいでしょう。
以下はリフォームの費用相場ですので、参考にしてみてください。
和式から洋式への変更 18万円~
手すりの設置 5~10万円
ドアの引き戸への変更 10~20万円
段差の解消 0.2~10万円
手洗い台の変更 5~15万円
スペースの拡張 10~30万円
補高便座の設置 2万円~
昇降式便座への変更 10万円~
温水洗浄便座の設置 7万円~
次回のコラムでは、階段のリフォーム内容やポイント、費用をご紹介させていただきます。