2022.10.14 | 介護コラム | 介護保険を利用したレンタル・購入時の料金
前回のコラムまでは、レンタル時や購入時に介護保険対象となる福祉用具についてご紹介させていただきました。
今回のコラムでは、レンタル・購入料金についてご紹介させていただきます。
介護用品をレンタルする場合、個々の負担割合(1~3割)に応じて費用が異なります。
レンタル料が1ヵ月5,000円であれば、500円の自己負担で利用できます。※1割負担の場合
また、費用は要介護度別に定められている区分支給限度額の範囲内で利用する必要があり、超過した場合は全額自己負担となるので注意が必要です。
また介護用品のレンタルだけでなく、通所・訪問介護といったほかのサービスとの兼ね合いも考慮する必要があります。
続いて、介護用品を購入した場合の費用について解説します。
介護用品を購入する場合、年間10万円まで補助を受けることができます。
なお、年度(4月から翌年3月)が変わると毎年更新され、次の年度には新たに上限10万円までの福祉用具を購入することができます。
レンタルと同様に負担割合が1割の場合、1万円の介護用品を1,000円で購入できるということです。
ただし、このような保険給付の対象になっている品目の福祉用具であっても、都道府県の指定を受けていない事業者から購入したものは、介護保険給付の対象となりませんので、こちらも注意が必要です。
次回のコラムでは、実際にレンタルや購入の際の例をご紹介させていただきます。